こんにちは。こんぺいとうです。
いつも生き方を豊かにする情報を発信しています。
今日はエンタメ系です。
私は小さな子供がいるのですが、子供がいると必然的に子供向け番組を見る機会が増えます。
チャンネル権は息子にあると言っても過言ではありません。
(ニュースとかバラエティー見たくても子供がぐずるから見てられません。。。)
息子は電車にはまっておりmyoutubeなどでも電車や新幹線の動画をよく見ているので、物は試しにと思いアニメの「シンカリオン」を見せたらこれがド・ストライク!
いわゆる新幹線がロボットに変形してたたかうアニメなんですが、昔のアニメと違って、ストーリーがしっかりしており、かつ、大人も楽しめる演出が盛り沢山なんです。
至る所のオマージュ&パロディ
新幹線ロボットに乗るシンカリオンは基本的には子供しか乗ることが出来ません。
しかも誰でも乗ることができるわけではなく、適合率という数値が高い子供だけです。
主人公の名前は速杉ハヤト。小学校5年生。鉄道大好きな少年です。
お父さんは大宮の鉄道博物館の職員で、速杉くんも大好きな鉄道博物館を満喫しています。そんな時に謎の怪物体(敵モンスター)が現れます。
お父さんは大慌てで鉄道博物館のバックヤードに入っていきます。
こっそりついていったハヤト。そこでシンカリオンを発見し、偶然にも乗り込んでしまいます。
そう彼こそがシンカリオンを運転できる適合率の高い少年なのです。
この時点でガンダムを彷彿とさせますが、それだけではありません!
ハヤトくんのお父さんはシンカリオンを開発していた責任者なのですが、唯一操縦することが出来るのが息子だけ。
謎の怪物体が暴れる中、子供をシンカリオンに乗せて戦場に向かわせることをためらう父。
一方、自分しかシンカリオンに乗ることが出来ないと知り、自ら進んで怪物体と戦うことを志願するハヤト。
あれ、これどこかで見たことありません?
そう。エヴァンゲリオンです!
エヴァはエヴァに乗りたくない碇シンジくんと、エヴァに乗せたい(さもなければ帰れ!)碇ゲンドウでしたが、シンカリオンは逆の構図になっています。
実はエヴァはこの後のシンカリオンのストーリーにも影響を与え続け、なんと実際にエヴァンゲリオンがが登場する神回も登場します!
いやー、お父さん世代にはたまらないですね!
この他に、実は準レギュラーキャラクターに、初音ミクが出てきます。
ちょい役ではなく、ほぼ一緒。権利関係はどうなっているんでしょうか?
さらには昔のJRのコマーシャルをオマージュした作品があったり、孤高のグルメを意識したシーンがあったりと、大人たちも思わずフフフと笑ってしまうシーンも満載です。
シンカリオンは子供向けにはあらず。重厚なストーリー展開
一方、ストーリーもしっかり練られているのが特徴です。
敵であるキトラルサスは古代より地球の地底にいた生物であり、地底に住むことが出来なくなったため、地上を征服するしようと考えます。
ただ、普通のアニメだと、悪者は一方的に悪者なんですが、このキトラルサスは人間の知識や感情というものに興味を持ち理解しようとしていきます。
そんなキトラルサスと主人公達との間で交流が始まり、「正義とはなんだろう?敵とはなんだろう?ただ、お互いのことを理解していないだけなんじゃないか?」と考えさせられるようになってきます。
現代社会でもあるような、性別、人種、宗教の違いによる無理解というの暗喩しており、単なるロボットアニメから一段高い作品にしています。
シリーズ終了後は映画版シンカリオンもあるのですが、これもお父さん、お母さん世代なら泣いて喜ぶような演出が満載。
ちょっとだけ内容を言っちゃうとシンカリオンなのにゴジラが出てきちゃったり、北斗の拳が出てきちゃったりと、面白すぎる!
最初はただの子供向けだと思っていましたが大人がハマること間違いなしのこの作品。
是非とも一度見てください!
試しに見たい方はyoutubeでエヴァとのコラボ回が出てますので、そこで雰囲気を見てからが良いかもです。
それではまた!
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