こんにちはこんぺいとうです。筋トレや豊かな生活を送るための情報を発信しています。
今日はエンタメ系です。
コロナになり皆さんおうちで過ごす時間が増えてきているのではないでしょうか?
これを機会に動画配信サービスに加入した、もうしか加入を考えているけど悩んでいる人もいるかと思います。
私はコロナで外に出られないため、この期間にNetflix、ディズニープラス、フールー、アマゾンプライム、YouTubeのプレミアム会員に登録しました。
逆にありすぎて全部見切れない。。。
そんな中、おすすめの動画を紹介したいと思います。
今回はNetflixの「浅草キッド」です。
劇団ひとりが監督、柳楽優弥と大泉洋のダブルキャストという作品です。
ビートたけしとその師匠である深見千三郎の物語であり
柳楽優弥がビートたけしを演じています。
ビートたけしと柳楽優弥
柳楽優弥は若い時と今のビートたけしを両方演じているのですが、特殊メイクを施したとはいえ、本物のビートたけしじゃないかと思うくらい仕草や雰囲気がぴったり!
なんでも松村邦洋さんにたけしさんのモノマネを指導され、そこからモノマネらしさを削ぎ落とし雰囲気を残していったとの事。
柳楽優弥の演技力の高さが際立ちます。まさに憑依系俳優。怖いくらいです。
深見千三郎の生き様
ビートたけしの師匠の深見千三郎は映像記録が残っていないとのことから、本人に似せるという必要はないかと思いますが、
古き良き浅草の昔の芸人カタギで厳しいところもありつつチャーミングな深見千三郎を大泉洋が上手く演じています。
中でも深見千三郎が若き日のビートたけしに語りかけるシーン。
「芸人は笑われるんじゃね!笑わせるんだ!」
この一言に芸人としての意地とプライドと生き様が濃縮されています。
やはり良かったのは、テレビで有名になったビートたけしが深見千三郎を訪ねて一緒に居酒屋で飲むシーン。
師匠と弟子が居酒屋に居合わせた客に、お互いの昔の面白話を聞かせてて沸かせます。
それだけで長年連れ添った親子のような、コンビのようような息ぴったりの掛け合いに店中が大爆笑に包まれます。
なんとも、気持ちがほっこりする名シーンです。
嫉妬するマルチな才能
監督は劇団ひとりが務めていますが、正直いって「芸人が監督やっても無理やり笑わそうとして違和感がある作品になるだけじゃないの?」と思っていました。
全部見た後はそんな考えも吹き飛びます。コマ割りから演出まで芸人の格好良さを引き出す見せ方に感服。
笑いもできて映画もできてマルチな才能に驚きます。
そんな浅草キッドはNetflixで見れます。Netflixというと日本だけでなく世界での視聴数も気になるところですが、
残念ながら同作品では海外でのウケはイマイチのようです。
どうしても「ビートたけし」という人物を知っているかいないかで物語の楽しみ方が異なってくるので仕方ないですね。
逆にいうと、日本人にだけわかる、画面以外から感じる侘び寂び、余韻などに浸れる作品になっているかと思いますので是非、皆さんご覧ください。
それではまた!
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